コーヒーの味覚表現は難しいです。
コーヒーに限らず飲食物の味覚表現に「○○のような・・・」と言う使われ方が多いようですが、そもそも「○○のような・・・」の「○○」を食した事の無い方には無意味ですしね。
コーヒーの味覚表現は「ワインのような」とか最近は「チョコのような」とか「バニラのような」と言った表現が目立ちます。
未成年者にはワインの味と言っても(恐らく)飲んだ事がないと思うし、チョコレートの原料カカオも厳密にはガーナなどのアフリカ産とエクアドルなどの中米産では風味がまったく異なります。
ましてやバニラはある食品を引き立てる香料として使用するので、バニラそのものだけを食するのは一般的ではありません。
あるコーヒーを飲みながら、多くの方が食した事のあるようなメジャーな食品を思い浮かべて出た答えの一つが「ポタージュ」。
その「ポタージュのような・・・」あるコーヒーとは「ブラジル・ダテーラ農園」です。
週末からご試飲で提供し売れ筋に一気に二位に入ったコーヒーです。
決して高い香りではありませんが、ふくよかでしっとりとした甘味と、舌にからみつく濃厚なエキス状のザラ付き感は、味こそ違いますがポタージュ・スープのような食感を感じました。
週末お買上げいただいたお客様、召し上がってみてどんな感想でしょうか?
画像:生豆は真空パックされてブラジルより入荷します。