ネットのニュースで気になる記事を発見しました。
食品を焦がす事で発がん性物質が発生する事は良く知られていますが、その摂取量がコーヒーを含む飲料からが約17%を占めているそうです。
参照記事「ヨミドクター」
コーヒーの焦げについてはフォレストでも以前から注意しており、全体的に焦がさない浅目の焙煎で仕上げています。
真っ黒に油ぎった深煎り豆は、高温で焙煎されたか、日にちが経過しているものがほとんど。
特に焙煎したてから油ぎっているのは火力が強すぎて焦げている可能性が高いと思います。
画像は今朝焙煎した「マンデリン・フレンチロースト」です。
他店ではミディアムでも通用する程度の色ですが、しっかり低温で二回目のハゼ(深煎りで豆が発するメッセージ)で仕上げています。
これくらいだと中央部にある色の薄い欠点豆(死豆と呼ばれる枯れた豆)が発見しやすくハンドピックで除去できます。
ところがこれ以上深く煎ると欠点豆もすべてが真っ黒になり発見は困難になります。
味は深煎りコーヒーらしい苦みが出ると思いますが、改めて健康面でも考えてみると深煎りでも浅目の焙煎がよろしいかと思います。
焦がさない事でコーヒー本来の味わいが出ます。
コーヒーが苦いのは焦げ味が中心でコーヒー自体は苦みは少ないはずです。