ボストン・ティーパーティー(茶会事件)

ボストン・ティーパーティー(Boston Tea Party)コーヒーコラムなのになぜティーパーティー?とお思いでしょうが・・・実はこの「ボストン ティーパーティー」別名「ボストン茶会事件」は、アメリカの独立とコーヒー大国アメリカ誕生のきっかけとなった大事件なのです。

当時、イギリスの植民地であったアメリカではコーヒーよりも紅茶が大量に消費されていました。もちろん、紅茶の輸入先は本国イギリス。ところがオランダやフランスにコーヒー貿易の遅れをとったイギリスは、対アメリカの紅茶に対して重税を課し独占する条例を出しました。

結果アメリカ国内での紅茶価格が暴騰し、安い密輸入の紅茶が広まって行ったのです。やがてイギリスからの紅茶輸入量は激減し、余剰在庫を抱えてしまったイギリスでは今度は関税を一気に無税にし紅茶を売付けようとしました。これに大反対したのはもちろん「密輸業者」。ついに1773年12月16日、ボストン港に停泊しているイギリス船舶を夜襲し積荷の紅茶をすべてボストン湾に投棄してしまいました。

これが「ボストン ティーパーティー」と呼ばれる事件。この事件をきっかけに本国イギリスへの不満が爆発し、やがて独立戦争へと発展して行ったのです。さらに反イギリス感情は「紅茶は非愛国的飲み物」と、コーヒーの消費に拍車をかけ、アメリカは世界一のコーヒー大国となりました。さて、その当時のボストン湾の海、いったいどんな香りがしたのでしょうか?現代では海洋不法投棄ですね。