プレーンオムレツとコーヒー焙煎

プレーンオムレツって知っていますか?卵とオイル(バター)だけを使って焼いたオムレツで、中はふわふわの半熟で上部にナイフを当てるとパーッと開きます。中が固くなっているオムレツはただの卵焼きです。わずか数十秒で出来る料理ですが、コックさんの腕前を知るバロメーターにもなっているようです。私も一応かたちだけは出来ますが、うまく開くのは10数回に1回出来るかどうかです。

このプレーンオムレツを上手く作るには、素材や道具の特性を知るのはもちろん、火力、フライパンの状態、卵を入れるタイミング、そして攪拌のスピードや時間、返すタイミングなど一瞬で判断して調理なくてはいけません。

途中のプロセスを誤ってしまうと満足なオムレツは完成しません。恐らくどんなに技術が進化しても、パーッと開くプレーンオムレツを作れる機械は出来ないと思います。(あるのかな?)まさにコックさんの職人技です。

コーヒーの焙煎もプレーンオムレツほど時間的にシビアではありませんが、焙煎の途中途中で仕上がりに影響する気の抜けないポイントがいくつかあります。やはりそのプロセスを誤ってしまうと風味がガラリと変わってしまします。これは何分後にどうのこうのではなく、豆を見たり煙の香りをかいだりで判断して調整します。そして最も緊張する釜出しのタイミングは上手く仕上がるように神様に祈るしかありません。

コーヒーの焙煎も案外ヒューマンチックなのです。

コーヒー焙煎指導について

たまにコーヒー焙煎指導のご依頼をいただきますが、大変申し訳申しございませんが一切お引き受けしておりません。 理由は多忙なのと、当店で使用の焙煎釜が現代の物とかけ離れた古さ、そして指導能力が無いからです。 メールでの質問も […]

コーヒー焙煎機の種類

コーヒー焙煎機の種類は大きく分けて「直火式」「熱風式」「半熱風式」の三種類があります。その特徴はいろいろな専門書やサイトで紹介されていると思いますが、違うのは「熱の伝わり方」だけです。 直火式はドラムシリンダーが網状にな […]

適正な焙煎とは

中浅煎りは酸味が、深煎りは苦味が強いと一般的に言われますが、それは単純な焙煎の過程に過ぎず、焙煎しだいでは中浅煎りでも苦く(渋く)深煎りでも酸味(すっぱく)を感じるコーヒーが生まれてしまいます。 コーヒーの生豆にはある種 […]

植物の特性から見たコーヒー焙煎の意味

コーヒーは生豆を加熱焙煎して飲用されます。コーヒーの生豆にはコーヒーを想像するような香りは一切なく、あの芳醇な風味は焙煎という作業によって生まれます。 そのコーヒーの生豆の正体は植物の種子です。植物は子孫繁栄のため種子を […]

焙煎データーの落とし穴

コーヒーの焙煎は奥が深いと言ってしまえば本当に奥が深いものです。じゃあどれくらい奥が深いのかと聞かれると「ご自身の満足の度合い」と答えるしかありません。つまり今焙煎したコーヒーが100%満足ならそこが奥の行き止まりです。 […]

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コーヒー「焙煎士」と「焙煎人」

近頃ネットはおろか新聞でも目にする事のある「コーヒー焙煎士」という存在。中には「天才焙煎士」と名乗る人も・・・焙煎士と聞いただけでとても優秀なコーヒー職人さんに感じますよね。 さて「士」というと特別な国家資格でもあると思 […]