焙煎データーの落とし穴

コーヒーの焙煎は奥が深いと言ってしまえば本当に奥が深いものです。じゃあどれくらい奥が深いのかと聞かれると「ご自身の満足の度合い」と答えるしかありません。つまり今焙煎したコーヒーが100%満足ならそこが奥の行き止まりです。しかしもっと満足できる点があるのかもしれないと考えるとその先に奥が深まります。

コーヒーの焙煎は同じ量の素材(生豆)でも数々の条件によって完成度合いが変わって来ます。釜や煙突などの設備から火力、温度、風量、湿度、室温、排気そして時間・・・細かい諸条件まで数え上げればキリがありません。これらが生豆に相互に働きあって焙煎が進みます。

残念ながら焙煎機で制御できる条件は火力と排気と時間、それらが結果として表れる温度くらいしかありません。焙煎が単純に火力、排気、時間(x,y,z)の三次元で行えるならば表れる点は常に一箇所です。しかし同じように焙煎してもまったく同じコーヒーが焙煎される確率はかなり低いはずです。それは制御しきれない諸条件が作用しているからです。

これがデーター焙煎の落とし穴です。そして最も重要なのが先に挙げた「ご自身の満足の度合い」。こればかりは数値化つまりデーター化できません。たどり着く先はやっぱり「(職人の)勘」というものでしょうか?

コーヒー焙煎指導について

たまにコーヒー焙煎指導のご依頼をいただきますが、大変申し訳申しございませんが一切お引き受けしておりません。 理由は多忙なのと、当店で使用の焙煎釜が現代の物とかけ離れた古さ、そして指導能力が無いからです。 メールでの質問も […]

コーヒー焙煎機の種類

コーヒー焙煎機の種類は大きく分けて「直火式」「熱風式」「半熱風式」の三種類があります。その特徴はいろいろな専門書やサイトで紹介されていると思いますが、違うのは「熱の伝わり方」だけです。 直火式はドラムシリンダーが網状にな […]

適正な焙煎とは

中浅煎りは酸味が、深煎りは苦味が強いと一般的に言われますが、それは単純な焙煎の過程に過ぎず、焙煎しだいでは中浅煎りでも苦く(渋く)深煎りでも酸味(すっぱく)を感じるコーヒーが生まれてしまいます。 コーヒーの生豆にはある種 […]

植物の特性から見たコーヒー焙煎の意味

コーヒーは生豆を加熱焙煎して飲用されます。コーヒーの生豆にはコーヒーを想像するような香りは一切なく、あの芳醇な風味は焙煎という作業によって生まれます。 そのコーヒーの生豆の正体は植物の種子です。植物は子孫繁栄のため種子を […]

焙煎データーの落とし穴

コーヒーの焙煎は奥が深いと言ってしまえば本当に奥が深いものです。じゃあどれくらい奥が深いのかと聞かれると「ご自身の満足の度合い」と答えるしかありません。つまり今焙煎したコーヒーが100%満足ならそこが奥の行き止まりです。 […]

プレーンオムレツとコーヒー焙煎

プレーンオムレツって知っていますか?卵とオイル(バター)だけを使って焼いたオムレツで、中はふわふわの半熟で上部にナイフを当てるとパーッと開きます。中が固くなっているオムレツはただの卵焼きです。わずか数十秒で出来る料理です […]

コーヒー「焙煎士」と「焙煎人」

近頃ネットはおろか新聞でも目にする事のある「コーヒー焙煎士」という存在。中には「天才焙煎士」と名乗る人も・・・焙煎士と聞いただけでとても優秀なコーヒー職人さんに感じますよね。 さて「士」というと特別な国家資格でもあると思 […]