「真冬のカリビアン・コーヒー」という新しい企画を考えてみました。
カリブ海諸国で栽培されるコーヒーの紹介です。
カリブ海と言えば「パイレーツ・オブ・カリビアン」という映画が有名ですが、案外コーヒー栽培が盛んな島(国)が多いのは知られていないようです。
コーヒー好きでなくても知っているブルーマウンテンはカリブ海のジャマイカで栽培されています。
また革命家チェ・ゲバラで有名なキューバ、数年前大地震で壊滅的被害を受けたハイチ、その隣国ドミニカなど、ほとんどの島でコーヒーは栽培されています。
今回紹介するのはドミニカ共和国産のコーヒーです。
カリブ海産特有の平らで大粒の豆面は、昔のブルーマウンテンを思い出します。
現在のブルーマウンテンはハリケーン被害後に栽培されたものが多く、どちらかと言うと中米産コーヒーに近い形に変わっているような気がします。
ドミニカコーヒーの風味は常夏の島々ザ・カリビアンコーヒーという感じで軽快そのもの。
フラットな風味は、人によっては「物足りなさ」を感じてしまうかもしれませんが、それがカリブ海産コーヒーの特徴でもあります。
残念ながらブルーマウンテンほど風味の広がり、奥行きは期待できませんが、カリブのコーヒーの「クセっ気の無さ」を感じていただければ幸いです。
寒さの続く2月ころまで発売予定です。